2011年3月11日あの日はたしか金曜日だった。その日は盛岡のバレエ教室に関東の有名なバレエの先生が指導にくるため朝、小6の娘が一人で電車で盛岡に出かけた。旧店舗にて午後2時45分ごろ大きな地震！建物が壊れそうな揺れが続いたので店を飛び出し隣のレストランの駐車場に避難、電線が波打つように揺れ、あらゆる所からガラスの割れる音、向かいのビルが傾いた.地震がおさまると信号が停電していることに気がつき、娘のことを思い出し水沢駅に行くと運転再開の見込みがないとの事、すぐに車で出発したが全ての信号が停電のため奥羽山脈に近い西の県道を盛岡方面へ北進、緊急地震速報があるたびに恐怖を感じ、ラジオからの津波の情報が現実なのか信じられなかった。あたりが暗くなったころ盛岡のバレエ教室にたどり着くと、先生がロウソクを灯しながら娘を連れてきてくれました。ガソリンの残量を心配しながら無事帰宅。東日本大震災を経験し家族の絆、命の尊さを教えられました。東日本大震災で犠牲に遭われた方々のご冥福をお祈りいたします。